12月22日にクリスマス・リスニングレッスンをオンラインで提供しました。フランスの生のメディア映像を使った普段のナチュラルスピードのフランス語を聞く、という主旨のレッスンでしたが、そのために想像以上の苦労をしました。
大抵こういうオリジナル教材はアイデアができてから実際のレッスンプログラムを構築するのに手間がかかるので、大変なのは最初から分かっていたのですが、今回は思っていたよりはるかに時間がかかりました。
普段は、テレビを見ている時やたまたま見た動画などで面白いと思ったものを教材に使っています。つまり、これいいな、と思ってからそれをどう教材として使うのかを考えて作っていくわけで、探す手間はかかっていないのです。
今回は、なるべく新しい教材をレッスンで使いたいと思っていたので、クリスマス関連のドキュメンタリーが多い、クリスマス前の週末のニュースの中から教材を選ぼうと思っていました。初級者向けレッスンに使える面白いドキュメンタリーがあるだろうと、インターネットの録画視聴サービスも使いながらいろんなニュースをチェックし始めたのはレッスン数日前のことでした。つまりそれまで何をするかイメージだけがあって具体的な教材は決まっていなかった、ということです。ギリギリまで待ったのは通訳の出張があったという理由以外に、できるだけ最新のものを使いたいという気持ちがあったからです。